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ども、トモキッチン(@tomo_kitchen883)です!
今回は「チンゲン菜」「豚バラ肉」「しめじ」を使って、『チンゲン菜と豚肉の中華炒め』を作ってみました。
豚バラ肉の旨味が溢れ出た至高の中華炒め!チンゲン菜の茎は火を加えたことでジューシーで、且つシャキシャキ♪の炒め物を見て食欲が湧かないわけがない!!左手には大盛のご飯が添えられて、坦々炒めをそのご飯にワンバウさせてから口いっぱいに頬張る・・・幸せです♪そんな幸せを仕事帰りに味合わせてくれる最高の1品です。
今回作った『チンゲン菜と豚肉の中華炒め』には、チンゲン菜をたくさん使っています。チンゲン菜は中国からやってきた野菜で、今では季節を問わずに手軽に買えて食べられる中華料理に欠かせない野菜です。あまり知られていませんが、実はチンゲン菜には、3つのすごい栄養があるんです!
チンゲン菜の栄養や効果をチェックすれば、今晩の料理や献立から栄養素をバランスよく摂取することができるようになります。そして、あなたの健康を保つことに役立てていただけたら嬉しいです。
あなたの知らない『チンゲン菜』のこと
チンゲン菜は漢字で「青梗菜」って書きます。もともとは中国の野菜で、日本に入ってきたのは、1972年の日中国交回復以降だそうです。
この頃の時代には、他にもさまざまな中国の野菜が入ってきましたが、チンゲン菜は、その中でも特に日本人に好まれ親しまれてきました。
日本では1年中手に取ることのできるチンゲン菜ですが、実は旬は春と秋。穏やかな気候の季節に出荷されることが多いです。
日本では北は北海道から南は沖縄まで幅広い地域で栽培されており、各地から出荷されるため、季節を問わず楽しめる食材になっています。
『チンゲン菜』の栄養素とその効果
チンゲン菜の栄養素「βカロテン」とその効果
チンゲン菜には、「βカロテン」が豊富に含まれています。淡色野菜と間違われてしまうことも多いようですが、れっきとした緑黄色野菜です。
しかも、「βカロテン」はピーマンの約6倍も含んでいるんです!!「βカロテン」は、体内に入ると必要な量のビタミンAに変わって働いてくれます。
「βカロテン」の効果や効能とされているのは、次の5つです。
1)免疫力アップ
2)視力の維持や夜盲症の防止
3)美肌効果
4)呼吸器官(喉、肺など)の保護
5)毛髪の健康維持
目や肌、粘膜、髪をケアしたい方は、チンゲン菜で上手に摂って頂きたい栄養素の1つです。
チンゲン菜の栄養素「カルシウム」とその効果
「カルシウム」も、チンゲン菜に多く含まれるミネラルのひとつです。「カルシウム」は、乳製品や小魚などに多く含まれることで知られています。しかし、それらを食べるのが苦手な人も、チンゲン菜から摂ることができます!!
「カルシウム」の効果や効能とされているのは、次の4つです。
1)骨や歯の強化
2)神経や精神を落ち着かせてくれる
3)カルシウム不足による動脈硬化や尿道結石の防止
4)血液をサラサラにしてくれる
「カルシウム」は、不足するとイライラしたり、骨粗相症などの病気のリスクが高くなってしまうので、成長期の子どもや骨粗相症にかかりやすいと言われる中高年期の女性の方には、欠かせない栄養素なので、しっかり摂って頂きたいですね♪
チンゲン菜の栄養素「カリウム」とその効果
チンゲン菜には、「カリウム」も豊富に含まれています。「カリウム」はミネラルの一種ですが、ビタミンと同様に人間が体内で作れないので、食事などからバランスよく摂取することが大切になってきます。「カリウム」には、食塩に多く含まれる”ナトリウム”とのバランスを整える働きなどがあります。
「カリウム」の効果や効能とされているのは、次の4つです。
1)”むくみ”の解消
2)高血圧の予防
3)脳卒中の予防
4)骨密度アップ
授乳中の人などは「カリウム」が不足しがちとも言われていますので、意識して摂って頂きたい栄養ですね!
『チンゲン菜』の栄養素とその効果まとめ
栄養成分だけ見ると小松菜が圧倒的に勝利していますが、今回の料理にチンゲン菜を使う理由がもう1つあり、それは、チンゲン菜の特徴にあります。
チンゲン菜の特徴
「シャキシャキ」とした食感
チンゲン菜の1番の特徴は、シャキシャキとした食感です!
チンゲン菜の葉は柔らかいですが、茎はみずみずしくてシャキッとした歯ごたえがありますよね。このチンゲン菜特有の歯ごたえは、「加熱しても損なわれない」という特徴もあります。
その特徴を活かして、よく使われているのが中華料理です。中華料理は強火で炒めたり、揚げたりする料理が多いと思いますが、加熱しても歯ごたえをキープするチンゲン菜だからこそ中華料理によく使われています。
「アク」がない
チンゲン菜はアクがほとんどないので、アク抜きをする必要がないことも特徴の1つです。
野菜に含まれるアクの正体は「シュウ酸」という成分です。シュウ酸は、”苦味”や”えぐみ”のもととなりますが、チンゲン菜には、この成分がほとんど含まれていません。
そのため、アク抜きが不要で生でも食べることができちゃいます!
美味しいチンゲン菜の選び方
身体に嬉しい栄養素がたっぷりのチンゲン菜ですが、せっかくなら、鮮度の良いおいしいものを選びたいですよね!美味しいチンゲン菜を選ぶ時にチェックしておきたいポイントは3つです。
❶葉の状態
葉の色と密度です。葉の色は濃い緑色のものがおすすめです。黄色っぽく変色しているものは鮮度が落ちてきているサインなので、できるだけ避けましょう。また葉の密度が高く、肉厚なものがおすすめです。
❷茎の状態
葉がぎっしりと付いていて、茎が短いものがおすすめです。比べてみて選んでくださいね。
❸根元の状態
株の根元がふっくらとしているもののほうが甘みが強いと言われています。持ったときに丸みがあるものがおすすめですよ!
『チンゲン菜』が主役の大満足おかずレシピ
トモキッチンブログのレシピの中でも人気のレシピ達です♪
『チンゲン菜』の栄養や効果、特徴をチェックすることはできましたか?
チェックした栄養や特徴が、あなたの今晩の料理や献立、健康を保つことに役立ってくれたら、とても嬉しいです。
お待たせいたしました。それでは、さっそく『チンゲン菜と豚肉の中華炒め』に必要な材料と作り方をご紹介します。

◆材料
- 豚バラ肉 ・・・・・・・ 200g
- チンゲン菜 ・・・・・・ 2束
- しめじ ・・・・・・・・ 1/2株
- にんにくチューブ ・・・ 3㎝
- 生姜チューブ ・・・・・ 3㎝
- 香味ペースト ・・・・・ 大さじ1
- 塩コショウ ・・・・・・ 少々
- 水溶き片栗粉 ・・・・・ 適量
◆作り方
❶下準備
- 豚バラ肉[200g]は食べやすい大きさに切り分けます。
- チンゲン菜[2束]は食べやすい大きさにざく切りします。
- しめじ[1/2株]は石突を切り取り小分けにします。
❷調理
- フライパンに分量外のサラダ油[大さじ1]を引いて熱し、豚バラ肉を炒めます。
- 豚バラ肉に火が通ったら、しめじとチンゲン菜、にんにくチューブ[3㎝]、生姜チューブ[3㎝]を加えて更に炒めます。
- チンゲン菜がしんなりしてきたら、香味ペースト[大さじ1]と塩コショウ[少々]で味を整えます。
- 水溶き片栗粉[適量]を加えて、とろみを付けます。
❸盛り付け
- 器に盛り付ければ出来上がりです。
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございます。よろしければ、また違うレシピでお会いいたしましょう。それでは皆様、本日も1日Let’s クッキング♪
チンゲン菜には、その他にもたくさんの栄養素があります!
紹介しきれなかった栄養素たちを下記に書き込んでおきますので、参考にしていただけると嬉しいです。
チンゲン菜の栄養素「ビタミンC」と効果
ビタミンCも、チンゲン菜が多く含む栄養素です。ビタミンCはβカロテンと一緒に摂ると、抗酸化作用の相乗効果が期待できると言われています。チンゲン菜は、その2つを同時に摂れる嬉しい野菜です。ビタミンCは、水に溶けやすい栄養素なので食べ方に気をつけることが大切です♪
「ビタミンC」の効果や効能とされているのは、次の6つです。
1)免疫力アップ
2)老化防止
3)美肌効果
4)疲労回復
5)ストレス耐性アップ
6)鉄分吸収の促進
ビタミンCは、風邪をひきにくくしたりストレスに対応したりと、時間に追われる現代人には、欠かせませんね!
チンゲン菜の栄養素「色々」と効果
チンゲン菜には、ほかにも、ビタミンEやビタミンK、ナトリウム、鉄分などが含まれています。また、カリウムやカルシウム、ナトリウムなどの、アルカリ性のミネラルが、豊富に含まれているのも特徴です。
1)免疫力アップ、老化防止(ビタミンE)
2)貧血防止(鉄分)
3)胸焼けの解消(アルカリ性ミネラル)
チンゲン菜は、これほど栄養価が高いので、アメリカの研究で「栄養素の高い果物と野菜」第2位に選ばれたこともあるほどです。
小松菜の特徴
小松菜は、お浸しや煮物・味噌汁など和風料理によく使われる傾向があります。小松菜はアクが少ないので、生のままでも食べることができます。また小松菜は味にクセがありません。フルーツなどと一緒にミキサーにかけてスムージーやジュースにするのもおすすめです。