ども、トモキッチン(@tomo_kitchen883)です!今回は『ゴーヤの苦味を和らげるコツとポイント』をご紹介します。
皆さんは、ゴーヤの苦味は”ワタ”にあると思っていませんか?実はそれは全くの勘違いなんです。ゴーヤのワタは、実は苦味の原因ではなく、どちらかというとやや甘い味がします。ゴーヤの苦味の多くは皮の部分に含まれているため、ワタ自体は苦味が少ないです。
しかし、ワタを取り除くことで、ゴーヤ全体の食感が滑らかになり、調理しやすくなるため、多くのレシピではワタを取り除く工程が含まれています。ワタにも栄養が含まれており、ビタミンCや食物繊維が豊富です。そのため、苦味が気にならない場合や栄養を無駄にしたくない場合は、ワタごと調理するのもおすすめです。
ゴーヤの選び方
1. 表面の色に注目:鮮やかな緑色を選ぶ
ゴーヤを選ぶ際は、まず表面の色を確認しましょう。鮮やかで濃い緑色のものが新鮮です。色が薄くなったり、黄色みがかっているものは成熟が進んでおり、苦味が強くなりがちです。濃い緑色のゴーヤは、苦味が抑えられていることが多く、初心者にもおすすめです。
2. 表面のイボ(突起)の大きさをチェック
ゴーヤの表面には独特のイボ状の突起があり、これも選ぶ際の目安になります。新鮮なゴーヤは、このイボがはっきりと大きく、固い感触があるのが特徴です。イボが小さかったり、柔らかくなっていると、ゴーヤ自体が古くなり始めている可能性があるため避けましょう。
3. ずっしりとした重さのものを選ぶ
ゴーヤを手に取ってみて、ずっしりとした重さが感じられるものが新鮮です。軽く感じるものは水分が抜けている可能性があり、食感が劣化している場合があります。新鮮なゴーヤは水分が豊富で、歯ごたえもシャキッとしています。
4. 両端がしっかりと締まっているか確認する
ゴーヤの両端がふっくらとしており、しっかりと締まっているかも重要なポイントです。先端がしぼんでいるものは収穫から時間が経っている可能性が高く、鮮度が落ちていることが多いです。特に、ゴーヤのヘタの部分が緑色でしっかりと付いているものを選ぶと良いでしょう。
5. 柔らかすぎないか確認する
ゴーヤを軽く押してみて、硬めのものを選びましょう。柔らかいゴーヤは、熟れすぎている可能性が高く、苦味が増していることが多いです。硬くてしっかりとした感触のものは、苦味も程よく、調理しやすいです。
ゴーヤの苦味取り
◆材料
- ゴーヤ ・・・ 1本
- 砂糖 ・・・・ 小さじ2
- 塩 ・・・・・ 小さじ1/2
◆苦味取り
準
- ゴーヤ[1本]を洗ってから両端を少し切り落として、縦半分に切り、スプーンなどを使ってタネとワタを取り除きます。
- 切り口を下に向けて安定させてからゴーヤを端から切っていきます。(料理に合わせて好みの幅で切っていきましょう♪)
1
- 大きめのボウルに切ったゴーヤと塩[小さじ1/2]、砂糖[小さじ2]を入れて、全体を混ぜ、5分~10分ほど置いておきます。
- 時間がたったら水洗いをして水気を切れば下準備の完了です。
調理方法で苦味を抑えるテクニック
1. フライパンをしっかり予熱する
強火で炒める際には、フライパンをしっかりと予熱することが大切です。フライパンが十分に温まっていないと、具材がべたつき、旨みが逃げてしまいます。フライパンを中火〜強火にかけ、少量の油を入れて熱したときに油がサラサラと流れるようになったら、予熱完了です。
2. 油をしっかりと熱してから具材を投入する
油もフライパン同様、しっかりと熱することで、具材が均一に焼き上がり、香ばしさが出ます。具材を入れる前に、油がフライパン全体に広がるように傾けて確認しましょう。少量の水を垂らして、すぐにパチパチと蒸発する状態が理想です。
3. 強火で短時間で一気に炒める
いよいよ強火で具材を炒めます。強火を使うことで具材の水分が一気に飛び、シャキッとした食感を保つことができます。また、香ばしい焼き色がつくことで、料理全体の風味が増します。ゴーヤなどは、火を通し過ぎると苦味が強くなりやすいので、短時間でサッと炒めると食べやすくなります。
4. あまり触りすぎずに炒める
強火で炒めるときは、あまり具材を触りすぎないのがポイントです。具材を頻繁にかき混ぜると、火の通りが均一にならず、仕上がりが水っぽくなる原因になります。特に、香ばしい焼き目をつけたい場合は、数秒ごとに軽く混ぜる程度に留めましょう。
5. 炒め終わりに調味料を加える
調味料は、仕上げの段階で加えるのがコツです。炒める途中で調味料を入れると、具材が水っぽくなりやすいため、強火の熱が残っているうちに素早く調味料を絡めて仕上げます。例えば、塩や醤油、オイスターソースなどを最後に加えることで、味がしっかりと付き、風味も豊かになります。
まとめ
ゴーヤの苦味がちょっと苦手…という方もいらっしゃるかと思いますが、調理方法や下ごしらえでその苦味を和らげ、食べやすくすることができます。ゴーヤの苦味を和らげる方法は、選び方や下ごしらえ、調理方法に工夫を加えることで実現できます。
塩もみや下茹で、他の食材との組み合わせなど、好みに応じて色々な方法を試してみてください。苦味を抑えつつもゴーヤのシャキシャキとした食感や栄養を楽しめる料理が、きっともっと身近に感じられるはずです!
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございます。よろしければ、また違うレシピでお会いいたしましょう。それでは皆様、本日も1日Let’s クッキング♪
この『コツ』を使ってできる晩ご飯レシピ!