ども、トモキッチン(@tomo_kitchen883)です!今日は、料理に深い旨みをプラスしてくれる『しいたけ』の魅力を徹底解説!旨味たっぷりの万能キノコとして、しいたけが持つ風味や栄養を詳しく紹介します。
ご飯が進むおかずや、晩御飯・夜ご飯に活躍するレシピアイデアも満載!しいたけをもっと美味しく、手軽に取り入れられるヒントが満載の記事です。秋の食卓を彩るしいたけの魅力を知りたい方、ぜひチェックしてみてください!
しいたけの基本情報
しいたけは「原木栽培」と「菌床栽培」の2種類の栽培法で作られています。特に「原木栽培」のシイタケは春と秋に多く出回り、春は身が締まっていて凝縮した”うま味”を、秋は香り高い味わいを楽しめます。
しいたけの”うま味”は「グアニル酸」という成分からきています。うま味の素であるグアニル酸は、加熱する増加し、うま味と香りが更にアップします。また、昆布やかつお節の出汁と合わせることでも相乗効果でうま味が増していきます。
しいたけの栄養素「食物繊維」とその効果
さまざまな種類のキノコに食物繊維が多く含まれていますが、キノコの中でもしいたけは特に食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は大きく分けて「不溶性」と「水溶性」の2種類に分けることができます。
しいたけは特に不溶性食物繊維が多いキノコです。便秘の改善や整腸効果をはじめ、しっかり噛んで食べることで食べ過ぎの予防にもつながります。
ただし、食物繊維は水溶性・不溶性のどちらか片方だけ取ればいいというわけではないです。不溶性食物繊維:水溶性食物繊維=2:1のバランスで食べるのが理想とされています。
しいたけの場合は、不溶性食物繊維が多いので、水溶性食物繊維を含む果物や野菜、海藻類、豆類、こんにゃくなどと組み合わせるのがオススメです♪
味噌汁の具材には、”しいたけ”と”ワカメ”を入れたり、煮物では”ごぼう”と”こんにゃく”と組み合わせたりしてみてください。
しいたけの栄養素「ビタミンD」とその効果
しいたけには、骨や歯の健康を支えるビタミンDが豊富に含まれています。特に天日干しした乾燥しいたけには、ビタミンDが多く含まれており、カルシウムの吸収を高めて骨を丈夫にする効果があります。
これにより、骨がもろくなりやすくなる「骨粗しょう症」の予防に役立ちます。また、ビタミンDは脳神経の発育をサポートする働きもあると言われています。
しいたけのビタミンDは、太陽の光を浴びることでさらに増える特性があります。そのため、調理する前に傘の内側(ひだの部分)を上向きにして、1~2時間ほど日光に当てるだけで、より効率的にビタミンDを摂取できるようになります。
しいたけを日々の食事に取り入れることで、骨や歯を元気に保ち、全身の健康をサポートすることができます。特に乾燥しいたけを活用するのがおすすめです。簡単にできるこの工夫を試してみてはいかがでしょうか。
しいたけの栄養素「パントテン酸」「ビオチン」とその効果
しいたけには、糖質、脂質、たんぱく質からエネルギーを作り出すのを助けるパントテン酸が含まれています。パントテン酸はビタミンの一種で、エネルギー代謝をサポートする重要な役割を果たします。
また、ストレスを和らげる効果も期待されており、「抗ストレスビタミン」とも呼ばれています。忙しい日々や疲れやすい時期にぴったりの成分ですね。
さらに、しいたけにはビオチンも含まれています。ビオチンはビタミンB群の一つで、糖質やアミノ酸、脂質の消化吸収をサポートします。また、炎症の予防やアレルギー症状の軽減効果も期待されるため、健康維持に大いに役立つ成分です。
しいたけは、これらの栄養素がバランスよく含まれているだけでなく、低カロリーでヘルシーな食材でもあります。そのため、子どもの成長をサポートする高栄養食材としてもおすすめですし、ダイエット中の方にもぴったりです。
しいたけを日々の食事に取り入れて、健康的でエネルギッシュな生活を送りませんか?栄養満点のしいたけが、食卓に笑顔と元気をプラスしてくれるはずです!
しいたけを選ぶポイントとお手入れ方法
しいたけ選びのポイント
しいたけを選ぶときは、次の4つのポイントを意識すると、新鮮で美味しいものを手に入れることができます。
1. カサの色とハリ
カサの色が薄い茶色で、ムラやシミがなく、しっかりとハリがあるものを選びましょう。
2. パック入りの場合のチェック
パック内に水滴がついていないものを選ぶと、鮮度が保たれています。
3. 軸とヒダの状態
軸が太く、カサの裏側にあるヒダが白く、ピンと張っているものが新鮮なしるしです。
4. カサの厚み
カサが肉厚で、開きすぎていないものを選ぶと、旨みがたっぷり詰まっています。
しいたけのお手入れ方法
しいたけなどのキノコ類は、水で洗うと水っぽくなり、風味が損なわれるため、基本的には洗わないのが原則です。汚れが気になる場合は、次の方法でお手入れしましょう。
1. 軽く払う
カサ表面の汚れは、乾いたペーパータオルやキッチンブラシでやさしく払います。
2. 湿らせたペーパータオルで拭く
頑固な汚れには、湿らせたペーパータオルを使って拭き取りましょう。
3. ヒダ部分のチェック
カサの裏側にあるヒダの部分は、汚れやゴミが溜まりやすいので、忘れずに確認し、必要に応じて軽く取り除きます。
しいたけの保存方法
しいたけを美味しく長持ちさせるためには、保存方法に工夫が必要です。湿気を嫌うしいたけは、次の方法で保存するのがおすすめです。
1. 冷蔵保存
しいたけはひだを上に向けて並べ、キッチンペーパーで包んで冷蔵庫で保存します。これにより余分な湿気を防ぎ、新鮮さを保てます。常温保存も可能ですが、保存期間は2~3日が限度。できるだけ早めに使い切るのが理想です。
2. 冷凍保存
使い切れない場合は冷凍保存が便利です。しいたけのカサと軸を切り離して、使いやすい大きさに切り、保存袋に入れて冷凍します。
冷凍することで、しいたけに含まれる旨み成分が増え、料理の味がさらに良くなります。冷凍しいたけは、解凍せずそのまま鍋やスープに加えると、旨みを逃さず調理が可能です。
しいたけは、保存方法を工夫するだけで、美味しさをしっかりキープできます。冷蔵や冷凍を上手に使い分けて、いつでも新鮮なしいたけを楽しみましょう!
しいたけを使ったおすすめレシピ!
しいたけをもっと楽しもう!
しいたけは、その旨みと香り、そして豊富な栄養で、料理をぐっと美味しく、健康的にしてくれる万能食材です。和食はもちろん、洋食や中華、スープや炊き込みご飯など、さまざまな料理に取り入れやすく、調理方法次第で幅広い味わいが楽しめます。
また、ビタミンDやパントテン酸、ビオチンなど、健康に役立つ成分を多く含み、体に嬉しい効果もたくさん。骨や歯を強くしたり、エネルギー代謝をサポートしたりと、家族みんなの健康を支えてくれます。さらに、低カロリーでヘルシーなため、ダイエット中の方にもぴったりです。
簡単な調理でもその美味しさを存分に引き出せるしいたけを、ぜひ日々の食卓に取り入れてみてください。きっと、料理がもっと楽しく、体も心も元気になるはずです!
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございます。よろしければ、また違うレシピでお会いいたしましょう。それでは皆様、本日も1日Let’s クッキング♪