タラの臭み取り完全ガイド|調理後の臭いを防ぐ砂糖・塩・牛乳・熱湯の方法

食材ノート
タラの臭み取り完全ガイド|調理後の臭いを防ぐ砂糖・塩・牛乳・熱湯の方法

タラの臭み取り完全ガイド|調理後の臭いを防ぐ砂糖・塩・牛乳・熱湯の方法

タラを調理したあとに、生臭さや独特の臭いが気になったことはありませんか?

タラの臭み取りには、塩や牛乳、熱湯を使う方法がありますが、トモキッチンでおすすめしたいのは砂糖を使った簡単な下処理です。

この記事では、砂糖でタラの臭みを和らげ、身をぷりっと仕上げる方法と、それぞれの臭み取りの違いを分かりやすくご紹介します。

  1. タラが調理後に臭いのはなぜ?生臭さの原因
  2. タラの臭み取りには砂糖がおすすめ
  3. 砂糖を使ったタラの臭み取り方法
    1. 材料
    2. やり方
      1. ①トレーに砂糖を敷いてタラを置く
      2. ②タラを砂糖で覆って20分置く
      3. ③砂糖を洗い流して水分を拭き取る
    3. よくある質問(Q&A)
  4. 塩・牛乳・熱湯を使ったタラの臭み取り方法
    1. 塩を使ってタラの臭みを取る方法
    2. 牛乳に浸けてタラの臭みを取る方法
    3. 熱湯を使ってタラの臭みを取る方法
    4. 砂糖・塩・牛乳・熱湯の臭み取り方法を比較
  5. 臭み取りをしてもタラが調理後に臭う原因と対処法
    1. タラの水分を十分に拭き取れていない
    2. 解凍したときのドリップが残っている
    3. 皮や骨の周りに血が残っている
    4. タラの鮮度が落ちている
  6. タラのアンモニア臭は大丈夫?原因と見分け方
  7. タラの臭み取りで失敗しないためのポイント
    1. 砂糖や塩を付けすぎない
    2. 長時間置きすぎない
    3. 下処理後は表面をよく洗う
    4. 水分をしっかり拭き取る
    5. 冷凍タラは解凍時のドリップも取り除く
  8. 臭み取りしたタラの保存方法|冷蔵・冷凍のポイント
    1. 臭み取りしたタラを冷蔵保存する方法
    2. 臭み取りしたタラを冷凍保存する方法
    3. 冷凍したタラの解凍方法
    4. 味付けしてから冷凍する方法も便利
  9. 臭み取りしたタラで作る簡単レシピ
  10. まとめ|タラの臭み取りには砂糖を使った方法がおすすめ

タラが調理後に臭いのはなぜ?生臭さの原因


タラは味にクセが少なく、鍋料理やムニエル、煮付け、フライなど、さまざまな料理に使いやすい魚です。

その一方で、下処理をせずに加熱すると、「タラが調理後に臭い」「食べたときに生臭さが残る」と感じることがあります。

タラの臭みの原因になりやすいのが、切り身の表面に付いている水分や、パックの中にたまったドリップです。

ドリップには魚から出た水分や血などが含まれているため、そのまま調理すると、生臭さが料理全体に広がりやすくなります。

また、皮や骨の周りに残った血、解凍したときに出る水分も、鱈特有の臭いを強く感じる原因のひとつです。

タラの臭みを抑えるためには、濃い味付けや香味野菜で臭いを隠すだけでなく、調理前に余分な水分をしっかり取り除くことが大切です。

ひと手間かけて臭み取りをしておくと、タラ本来の淡白な味わいが引き立ち、調理後も食べやすく仕上がります。

なお、購入した時点で強い酸っぱい臭いやアンモニアのような臭いがする場合は、鮮度が落ちている可能性があります。

臭み取りは鮮度を元に戻す方法ではないため、強い異臭を感じたタラは無理に調理しないようにしましょう。


タラの臭み取りには砂糖がおすすめ


タラの臭み取りには、塩や牛乳、熱湯を使う方法がよく知られています。

どの方法にもメリットがありますが、トモキッチンで特におすすめしたいのが、砂糖を使ったタラの臭み取りです。

タラの表面を砂糖で覆ってしばらく置くと、砂糖の浸透圧によって、身に含まれている余分な水分が外へ出やすくなります。

このとき、タラの水分と一緒に、生臭さの原因となる成分も取り除きやすくなるため、調理後の気になる臭いを和らげることができます。

塩を使った臭み取りでも水分を引き出せますが、塩の量や置く時間によっては、タラに塩味が付きすぎてしまうことがあります。

その点、砂糖は下処理後に水でしっかり洗い流せば、甘さが料理に残りにくく、煮物や焼き物、揚げ物など幅広いタラ料理に使いやすいのが魅力です。

さらに、余分な水分が抜けることで身がほどよく引き締まり、加熱したときにぷりっとした食感に仕上がりやすくなります。

臭みを和らげるだけでなく、味への影響が少なく、食感まで整えやすいことを考えると、家庭で行うタラの臭み取りには砂糖がとても使いやすい方法です。


砂糖を使ったタラの臭み取り方法


材料

  • タラの切り身
  • 砂糖 … 適量

やり方

①トレーに砂糖を敷いてタラを置く

  • タラの切り身が重ならずに並べられるトレーやバットを用意します。
  • トレーの底に砂糖をまんべんなく敷き、その上にタラの切り身を置きます。
  • 砂糖は、上白糖やグラニュー糖など、普段料理に使っているもので構いません。
  • 皮付きのタラも、そのまま砂糖で臭み取りできます。皮の部分にも砂糖が触れるように置くのがポイントです。
タラの切り身全体に砂糖をまぶして臭み取りをしている様子

②タラを砂糖で覆って20分置く

  • トレーに置いたタラの上から、さらに砂糖をかけます。
  • タラの表面が見えなくなるくらいまで砂糖をまぶし、側面にも砂糖が触れるように全体を覆いましょう。
  • そのまま冷蔵庫に入れ、約20分置きます。時間がたつと、砂糖がしっとりと湿り、トレーの底に水分が出てきます。これは、砂糖の浸透圧によってタラの余分な水分が外へ出てきたものです。
  • この水分の中には、生臭さの原因となる成分も含まれているため、タラを調理する前にきれいに取り除きます。
  • 長時間置きすぎると必要以上に水分が抜けてしまうことがあるため、まずは20分を目安にしてください。
砂糖をまぶして20分置き、タラから余分な水分が出た状態

③砂糖を洗い流して水分を拭き取る

  • 20分たったら、タラを冷たい流水で手早く洗い、表面に付いている砂糖をきれいに落とします。
  • 洗ったあとは、清潔なキッチンペーパーでタラを挟み、表面の水分を丁寧に拭き取りましょう。
  • 皮の周りや切り身の側面にも水分が残りやすいため、細かい部分までしっかり拭くのがポイントです。水分が残っていると、せっかく砂糖で臭み取りをしても、加熱したときに生臭さが出やすくなります。
  • キッチンペーパーが湿ったら新しいものに替え、タラの表面が乾いた状態になるまで水分を取り除いてください。これで、砂糖を使ったタラの臭み取りは完了です。
  • 下処理をしたタラは、できるだけ時間を置かず、そのままムニエルや煮付け、フライ、鍋料理などに使いましょう。
砂糖を水で洗い流し、キッチンペーパーで水分を拭き取ったタラの切り身

よくある質問(Q&A)

Q1. タラの臭み取りに砂糖を使うと甘くなりませんか?
A1. 砂糖を約20分なじませたあと、冷たい流水できれいに洗い流せば、タラに甘みはほとんど残りません。洗ったあとは、キッチンペーパーで表面の水分をしっかり拭き取ってから調理しましょう。

Q2. タラの臭み取りに使う砂糖はどの種類がよいですか?
A2. 上白糖やグラニュー糖など、家庭にある一般的な砂糖で臭み取りができます。特別な砂糖を用意する必要はなく、タラの表面全体を覆える量を使うのがポイントです。

Q3. 砂糖をかけたタラは何分置けばよいですか?
A3. タラを砂糖で覆い、冷蔵庫で約20分置くのがおすすめです。長時間置くと水分が抜けすぎて、身がかたくなる可能性があるため、置きすぎには注意してください。

Q4. タラの臭み取りは砂糖と塩のどちらがおすすめですか?
A4. どちらも余分な水分を引き出しやすい方法ですが、塩は量や時間によって塩味が付きすぎることがあります。料理の味に影響しにくく、身をぷりっと仕上げたい場合は、砂糖を使ったタラの臭み取りがおすすめです。

Q5. 臭み取りをしてもタラが調理後に臭いのはなぜですか?
A5. 水分の拭き取り不足や解凍時のドリップ、皮や骨の周りに残った血などが原因として考えられます。下処理後は、タラの表面や皮の周りまで丁寧に水分を拭き取ることが大切です。酸っぱい臭いやアンモニアのような強い臭いがある場合は、鮮度が落ちている可能性があるため、無理に調理しないでください。


塩・牛乳・熱湯を使ったタラの臭み取り方法


タラの臭み取りには、砂糖以外にも塩、牛乳、熱湯を使う方法があります。

作る料理や手元にある材料に合わせて、使いやすい方法を選んでください。

タラの臭み取りに塩・牛乳・熱湯を使う方法と、それぞれに向いている料理を比較した図解

塩を使ってタラの臭みを取る方法

タラの両面に塩を薄くふり、冷蔵庫で10~15分ほど置きます。

表面に水分が出てきたら、キッチンペーパーで丁寧に拭き取ります。

塩を多めにふった場合は、冷たい流水で手早く洗い流してから、水分をしっかり拭きましょう。

塩を使った臭み取りは、短時間でできるのがメリットです。タラに軽く下味も付くため、焼き物やムニエル、鍋料理にも向いています。

ただし、塩の量が多かったり、長時間置いたりすると、タラが塩辛くなることがあります。

特に塩タラや甘塩タラは、もともと塩分が含まれているため、塩を使った下処理にはあまり向いていません。

牛乳に浸けてタラの臭みを取る方法

タラをボウルや保存容器に入れ、切り身が浸かる程度まで牛乳を注ぎます。

冷蔵庫で15~30分ほど置いたらタラを取り出し、キッチンペーパーで表面の牛乳と水分をしっかり拭き取ります。

牛乳を使うと魚の風味がまろやかになりやすいため、クリーム煮やグラタン、フライなどの洋風料理におすすめです。

一方で、切り身が浸かる量の牛乳が必要になるため、砂糖や塩に比べると少し手間とコストがかかります。

また、臭み取りに使った牛乳は再利用せず、必ず処分してください。

熱湯を使ってタラの臭みを取る方法

タラをザルやバットに並べ、表面に熱湯をさっとかけます。

タラの表面が白くなったら冷水に取り、皮や骨の周りに残ったぬめりや汚れをやさしく洗い流します。

最後に、キッチンペーパーで水分をしっかり拭き取れば下処理の完了です。

熱湯を使った方法は「霜降り」とも呼ばれ、魚の表面に残った血やぬめり、汚れを取り除きたいときに向いています。

特に、タラの煮付けや鍋料理、汁物など、あとから煮汁で加熱する料理におすすめです。

ただし、熱湯に長く浸けると、やわらかいタラの身が崩れたり、表面に火が入りすぎたりすることがあります。

熱湯は長くかけず、表面が白くなったらすぐに冷水へ移しましょう。

砂糖・塩・牛乳・熱湯の臭み取り方法を比較

タラの臭み取りにはいくつかの方法がありますが、それぞれ手軽さや仕上がりに違いがあります。

方法

目安

味への影響

仕上がり

向いてる料理

砂糖

20分

洗い流せば甘さが残りにくい

身が引き締まり、プリッとしやすい

ムニエル、フライ、煮付け、鍋

塩

15分

塩味がつきやすい

身が引き締まりやすい

焼き物、ムニエル、鍋

牛乳

30分

風味がまろやかになりやすい

優しい味わいになりやすい

クリーム煮、グラタン、フライ

熱湯

1分

味への影響が少ない

表面のぬめりや汚れを落としやすい

煮付け、鍋、汁物

短時間でタラの下処理を済ませたい場合は、塩を使う方法が便利です。

クリーム煮やグラタンなどの洋風料理には牛乳、煮付けや鍋料理には熱湯を使った霜降りがよく合います。

ただし、塩は塩味が付きすぎることがあり、牛乳は料理を選びます。熱湯は短時間で処理できますが、やわらかいタラの身を崩さないように注意が必要です。

その点、砂糖を使った臭み取りは、下処理後に洗い流せば料理の味に影響しにくく、焼き物、煮物、揚げ物など幅広いタラ料理に使えます。

さらに、臭みを和らげながら身を引き締め、ぷりっとした食感に仕上げやすいのも嬉しいポイントです。

手軽さ、味への影響、食感の仕上がりを総合的に考えると、どの方法にするか迷ったときは、砂糖を使ったタラの臭み取りがおすすめです。


臭み取りをしてもタラが調理後に臭う原因と対処法


砂糖や塩などで下処理をしたにもかかわらず、タラが調理後に臭いと感じる場合は、臭み取り以外の部分に原因があるかもしれません。

タラが調理後も臭う原因として、水分・解凍ドリップ・血や汚れ・鮮度低下を説明した図解

タラの水分を十分に拭き取れていない

臭み取りをしたあとのタラに水分が残っていると、加熱したときに生臭さが出やすくなります。

砂糖や塩を洗い流したあとは、表面だけでなく、皮の周りや切り身の側面までキッチンペーパーで丁寧に拭き取りましょう。

ムニエルやフライにする場合は、水分をしっかり取ることで、薄力粉や衣も付きやすくなります。

解凍したときのドリップが残っている

冷凍タラを使う場合は、解凍したときに多くのドリップが出ることがあります。

タラをドリップに浸けたままにすると、生臭さが身に戻りやすくなります。

解凍後はすぐに袋やトレーから取り出し、キッチンペーパーで水分を拭き取ってから臭み取りをしましょう。

冷凍タラは、冷蔵庫の中でゆっくり解凍すると、身が崩れにくく、余分な水分も出にくくなります。

皮や骨の周りに血が残っている

タラの皮や骨の周りに血や汚れが残っていると、下処理をしても臭いを感じることがあります。

目立つ血のかたまりが付いている場合は、冷たい流水で手早く洗い流してください。

皮の臭いが気になる料理では、臭み取りをしたあとに皮を取り除く方法もあります。

タラの鮮度が落ちている

砂糖や塩を使った臭み取りは、タラの余分な水分や生臭さを和らげるための下処理です。

鮮度が落ちたタラを、新鮮な状態に戻すことはできません。

購入時から強い酸っぱい臭いやアンモニアのような臭いがする場合や、表面に強いぬめりがある場合は、無理に調理しないようにしてください。

新鮮なタラを選び、購入後はできるだけ早く下処理をして調理することが、おいしく仕上げる一番のポイントです。

また、タラを焼くときは、酒や生姜、にんにく、長ねぎ、レモンなど、料理に合った香りのある食材を組み合わせるのもおすすめです。

ただし、香味野菜や濃い調味料だけで臭いを隠すのではなく、最初にドリップと余分な水分を取り除いておくことが大切です。


タラのアンモニア臭は大丈夫?原因と見分け方


タラを調理しようとしたときに、いつもの魚の生臭さとは違う、ツンと鼻につくアンモニアのような臭いを感じることがあります。

タラは水分が多く傷みやすい魚のひとつです。

時間が経って鮮度が落ちてくると、魚の成分が変化し、通常の生臭さよりも強い臭いを感じることがあります。

軽い魚臭さであれば、砂糖や塩、牛乳などを使ったタラの臭み取りや下処理で和らげることができます。

ただし、鼻を刺すような強いアンモニア臭がする場合は、臭み取りをして無理に使うのではなく、タラの状態をしっかり確認することが大切です。

次のような状態が見られる場合は、使用を控えることをおすすめします。

・鼻をつくような強いアンモニア臭や異臭がする
・表面に強いぬめりやベタつきがある
・身が極端にやわらかく、崩れやすくなっている
・購入したときと比べて、明らかな変色が見られる

一方で、見た目や身の状態に問題がなく、タラ特有の軽い生臭さが気になる程度であれば、砂糖・塩・牛乳などを使った下処理で臭いを抑えやすくなります。

特にタラは、下処理をしないまま加熱すると、調理後に生臭さが残ることもあります。

そのため、焼く・煮る・蒸すといった調理をする前に、しっかり臭み取りをしておくのがおすすめです。

タラのアンモニア臭の原因と、強い臭い・ぬめり・身のやわらかさ・変色などの見分け方をまとめた図解

ただし、ここで紹介している砂糖などを使った臭み取りは、あくまで新鮮なタラに残る魚特有の生臭さを和らげるための方法です。

強いアンモニア臭や明らかな異臭がするタラを、下処理で臭いだけ消して食べるための方法ではありません。

「いつものタラとは臭いが違う」「調理前からかなり強い臭いがする」と感じた場合は、無理に使わず、食べない判断をすることも大切です。


タラの臭み取りで失敗しないためのポイント


タラの臭み取りは難しい作業ではありませんが、砂糖や塩を付けすぎたり、長時間置きすぎたりすると、食感や味に影響することがあります。

おいしく仕上げるために、下処理の注意点を確認しておきましょう。

タラの臭み取りで失敗しないための量・時間・洗い方・水分・解凍ドリップの5つのポイントをまとめた図解

砂糖や塩を付けすぎない

砂糖や塩は、タラの表面全体に薄く行き渡る程度で十分です。

たくさん使えば臭みが取れやすくなるわけではありません。

特に塩は、量が多すぎると塩味が残ったり、身から水分が抜けすぎてパサついたりすることがあります。

砂糖を使う場合も、切り身が厚く覆われるほど付ける必要はありません。表面にまんべんなく振りかけ、やさしくなじませましょう。

長時間置きすぎない

砂糖や塩を付けたタラを長時間置くと、必要以上に水分が抜け、身が硬くなることがあります。

砂糖を使った臭み取りでは、15〜20分程度を目安にするのがおすすめです。

暑い時期や室温が高い場合は常温に置かず、冷蔵庫に入れて下処理を行いましょう。

下処理後は表面をよく洗う

砂糖を付けて置いたタラの表面には、余分な水分や臭いの原因となる汚れが出ています。

下処理が終わったら流水で手早く洗い、砂糖と表面のぬめりを落としてください。

ただし、長時間水にさらすとタラが水っぽくなるため、洗う時間は短くて大丈夫です。

水分をしっかり拭き取る

タラを洗ったあとは、キッチンペーパーで表面の水分を丁寧に拭き取ります。

水分が残ったまま焼くと、フライパンの中で水が出て焼き色が付きにくくなり、蒸し焼きのような仕上がりになってしまいます。

ムニエルやソテー、フライなどを作る場合は、皮側や切り身の側面までしっかり拭いておくことが大切です。

冷凍タラは解凍時のドリップも取り除く

冷凍タラを使う場合は、冷蔵庫でゆっくり解凍してから臭み取りを行います。

解凍したときに出るドリップは、生臭さを感じる原因になりやすいため、そのままにしないようにしましょう。

まずキッチンペーパーでドリップを拭き取り、そのあとに砂糖や塩を使って下処理をすると、調理後の臭いを抑えやすくなります。


臭み取りしたタラの保存方法|冷蔵・冷凍のポイント


臭み取りをしたタラは、できるだけ早く調理するのがおすすめです。

すぐに使わない場合は、表面に残った水分や空気に触れないように注意し、冷蔵または冷凍で保存しましょう。

臭み取りしたタラの冷蔵・冷凍保存、解凍方法、味付け冷凍のポイントをまとめた図解

臭み取りしたタラを冷蔵保存する方法

砂糖や塩を洗い流したタラは、キッチンペーパーで表面の水分をしっかり拭き取ります。

新しいキッチンペーパーで1切れずつ包み、ラップでぴったりと覆ってから、保存容器や保存袋に入れて冷蔵庫で保存してください。

タラは傷みやすい魚のため、冷蔵保存した場合もできるだけ早めに調理しましょう。

時間がたつと再び水分が出ることがあります。

調理前にキッチンペーパーが濡れていたら、新しいものに交換し、タラの表面も拭き取ってください。

臭み取りしたタラを冷凍保存する方法

すぐに調理しない場合は、下処理後に冷凍保存することもできます。

タラの水分をしっかり拭き取り、1切れずつラップでぴったり包みます。

さらに冷凍用保存袋に入れ、できるだけ空気を抜いてから冷凍してください。

金属製のトレーにのせて冷凍すると、短時間で凍らせやすく、タラの食感や風味の変化を抑えやすくなります。

保存袋には冷凍した日付を書いておくと、使い忘れを防げて便利です。

冷凍したタラの解凍方法

冷凍したタラは、冷蔵庫へ移してゆっくり解凍します。

常温で解凍すると、表面の温度が上がりやすく、ドリップも多く出やすいため避けましょう。

急いでいる場合は、保存袋に入れたまま流水に当てて解凍する方法もあります。

解凍後に出たドリップはキッチンペーパーでしっかり拭き取り、その日のうちに加熱調理してください。

一度解凍したタラは、食感や鮮度が落ちやすくなるため、再冷凍せずに使い切るのがおすすめです。

味付けしてから冷凍する方法も便利

タラは、味噌や醤油、酒などを使った調味料に漬けてから冷凍することもできます。

下味を付けて冷凍しておけば、解凍後すぐに焼いたり煮たりできるため、忙しい日の夕食作りにも便利です。

ただし、砂糖や塩で臭み取りをしたあとは、表面を洗って水分を拭き取ってから調味料に漬けましょう。

下処理に使った砂糖や塩を残したまま味付けすると、味が濃くなりすぎることがあります。


臭み取りしたタラで作る簡単レシピ


タラの臭み取りができたら、あとは好みの味付けでおいしく仕上げていきましょう。

タラは淡白でクセが少なく、和風のあんかけやバターぽん酢など、さっぱりした味付けからコクのある味付けまで幅広く合わせやすい魚です。

下処理で生臭さを抑えておくことで、タラ本来のやさしい味わいを楽しみやすくなります。

野菜も一緒にたっぷり食べたいときは、「鱈と野菜たっぷりの和風あんかけ」がおすすめです。

やわらかなタラに、とろみのある和風あんがよく絡み、魚と野菜を一皿で楽しめます。


タラの臭みをしっかり取ってから使うことで、あんかけのやさしい味わいの中に魚の臭いが残りにくく、食べやすく仕上がります。

ご飯に合う魚のおかずを探しているときにも使いやすいレシピです。

また、もう少し手軽に白身魚のおかずを作りたいときは、「白身魚と長ネギのバタぽん炒め」もおすすめです。


バターのコクとぽん酢のさっぱりした酸味が白身魚によく合い、長ネギの甘みも加わるので、シンプルながら満足感のある一品に仕上がります。

タラでも作りやすく、いつもの焼き魚とは少し違う食べ方をしたいときにもおすすめです。

臭み取りしたタラは、焼く・煮る・炒めるなどさまざまな料理に使えます。

まずは下処理をしっかり行い、その日の献立や好みに合わせて食べやすい一品に仕上げてみてください。


まとめ|タラの臭み取りには砂糖を使った方法がおすすめ


タラを調理後も臭みの少ない状態でおいしく食べるためには、加熱する前の下処理が大切です。

タラの臭み取りには、塩、牛乳、熱湯などさまざまな方法がありますが、味への影響を抑えながら身をぷりっと仕上げたい場合は、砂糖を使った方法がおすすめです。

トレーに砂糖を敷いてタラを置き、上からも砂糖をかけて約20分置きます。

水で砂糖をきれいに洗い流し、キッチンペーパーで水分をしっかり拭き取れば、タラの下準備は完了です。

砂糖の浸透圧によってタラの余分な水分が外へ出やすくなり、生臭さを和らげるだけでなく、身がほどよく引き締まって、ぷりっとした食感に仕上がりやすくなります。

「タラを調理したあとも臭いが気になる」「鱈の臭み取り方法が分からない」という方は、ぜひ砂糖を使った簡単な下処理を試してみてください。

ほんのひと手間加えるだけで、いつものタラ料理が、臭みの少ない食べやすい一品に仕上がります。