鯖缶とキャベツのペペロンチーノ

鯖缶とキャベツのペペロンチーノ
Saba & Cabbage Peperoncino

鯖缶とキャベツのペペロンチーノ

鯖缶とキャベツのペペロンチーノ
調理時間:約10分 材料費:約200円/人

こんにちは!トモキッチン(@tomo_kitchen883)です!
今日は鯖の水煮缶とキャベツで作る、10分の簡単ペペロンチーノをご紹介します。

鯖缶の旨味がオイルソースに溶け込み、
キャベツの甘みとシャキシャキ食感がアクセントに。
にんにくとオリーブオイルの香りがふわっと広がる、
王道だけどちょっと特別な一皿です。

忙しい日のランチにも、
「パパッと済ませたい」夜にも、ぴったり。
冷蔵庫にある食材で作れる、
“時短×本格”なごちそうパスタをどうぞ。

The Story Behind This Recipe

レシピができたきっかけ

休日のお昼前。
外はちょっと暑くて、買い物に行くのもなんだか面倒。
でも、お腹はしっかり減っている……。
そんな日、ありませんか?

「何か簡単に作れて、でもちゃんとおいしいものが食べたいな」と思いながら、
冷蔵庫をのぞいてみると、そこにあったのはキャベツ
けれど、ベーコンもトマトも、他の野菜もない。
「うーん、どうしよう…」と悩みながら棚を開けると、
目に入ったのは鯖の水煮缶

「ペペロンチーノにサバ缶?…合うのかな?」
半信半疑でフライパンに入れてみたら、
にんにくとオリーブオイルの香りの中で、
鯖の旨味がじゅわっと溶け出して
思わず笑みがこぼれました。

キャベツのシャキッとした食感と、
ホロホロとほどける鯖の身が相性抜群。
黒こしょうをきかせれば、
シンプルなのに驚くほど満足感のあるペペロンチーノに。

「買い物に行かなくても、家にあるものでこんなにおいしいパスタができるんだ」
そう感じた瞬間に、このレシピが生まれました。

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How to cook

作り方

◆材料(2人分)

キャベツ … 4枚
鯖の水煮缶 … 1缶
パスタ … 250g(お好みの太さでOK)
にんにくチューブ … 約3cm
白だし … 大さじ1と1/2
オリーブオイル … 大さじ1
塩こしょう … 少々
粗びき黒こしょう … 少々
輪切り唐辛子 … 適量

◆Tomo Kitchen’s Note

  • 鯖の水煮缶は汁ごと使うと、魚の旨味とコクが全体に広がります。
  • キャベツは火を通しすぎないのがポイント。シャキッとした甘みが残る程度に。
  • 辛味をやわらげたい時は、唐辛子を控えめにして、仕上げにレモンを絞っても◎。
下ごしらえ
香りを立たせる

フライパンにオリーブオイル(大さじ1)を入れて中火で熱し、
にんにくチューブ(3cm)を加えて炒めます。
香りが立ったら鯖の身を加え、軽く崩して
ひと煮立ち
させます。

具材とパスタを合わせる

輪切り唐辛子(適量)キャベツを入れ、
キャベツがしんなりするまで炒めます。
別鍋で**パスタ(250g)**を茹で、水気を切ってフライパンへ。
**白だし(大さじ1.5)と塩こしょう(少々)**を加え、
弱火で全体をやさしく和えます。

鯖缶とキャベツのペペロンチーノ
盛り付けと仕上げ
鯖缶とキャベツのペペロンチーノ
ちょい足しアレンジで味変するには?

よくある質問

Q1. 鯖缶はオイル漬けでも代用できますか?
A1. はい、オイル漬けでも美味しく作れます。オリーブオイルを少し控えめにすれば、ちょうど良いバランスに仕上がります。

Q2. キャベツ以外の野菜でも作れますか?
A2. もちろんです!ブロッコリーやほうれん草、ズッキーニなどでもOK。冷蔵庫にある野菜で気軽にアレンジしてみてください。

Q3. にんにくチューブの代わりに生にんにくでもいいですか?
A3. はい。生にんにくをスライスして使うと、香りがぐっと豊かになります。焦がさないように弱火でじっくり炒めてください。

Q4. パスタを和えるときにソースが少なく感じるときは?
A4. 茹で汁を大さじ2〜3ほど加えると、全体がまとまりやすくなります。鯖の旨味もよりソースに溶け込みます。

Q5. 保存や作り置きはできますか?
A5. 作りたてが一番美味しいですが、冷蔵で翌日までならOK。食べる前にオリーブオイルを少し足して温め直すと風味が戻ります。

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Tomo Kitchen’s Ingredient Notes

トモキッチンの食材メモ

◆葉野菜のこと、少しだけ知っておくともっとおいしい
葉野菜は、その名の通り“葉”を食べる野菜のこと。
見た目も香りもみずみずしく、料理に彩りを添えてくれる食材です。
サラダや炒め物、スープや鍋料理まで、どんな料理にも寄り添えるのが魅力。
季節によって味わいが変わるのも面白く、特に寒い季節には甘みや旨味がぐっと増すといわれています。

農林水産省によると、葉野菜を選ぶときのポイントは**“鮮やかな色とみずみずしさ”**。
葉がしっかりしていて、しおれていないものを選ぶと、シャキッとした食感が楽しめます。
旬の時期に採れる葉野菜は、味わいも濃く、栄養価も高め。
まさに“旬を食べるおいしさ”を感じられる食材です。

◆キャベツ — 身近なのに奥深い葉野菜
数ある葉野菜の中でも、特に親しみ深いのがキャベツ
一年を通して手に入りやすく、どんな料理にも合う万能選手です。
炒めても、茹でても、生でもおいしい。
厚めに切れば甘みが引き立ち、細切りにすれば軽やかでさっぱりした味わいに。

農林水産省の特集でも紹介されているように、
キャベツを選ぶときは外葉がしっかり閉じていて、内側まで詰まっているものが良品のサイン。
葉の色が鮮やかで、みずみずしさのあるものを選ぶと、シャキッとした食感が長持ちします。

また、キャベツは季節によって表情が変わります。
春キャベツは葉がやわらかく、甘みが強くてサラダにぴったり。
冬キャベツはぎゅっと葉が詰まり、加熱すると旨味が増して煮込み料理にもおすすめです。
寒さにあたることで甘みが増す性質があるため、冬から春にかけてのキャベツはまさに旬の味わい。

キャベツをはじめとした葉野菜は、“手軽に使えて、毎日の食卓を支えてくれる存在”
冷蔵庫にあるだけで、どんな料理も少し明るく、栄養バランスのとれた一皿に変えてくれます。
炒めて甘く、茹でてやさしく、生でシャキッと。
そんな変化を楽しみながら、季節の葉野菜を気軽に取り入れてみてください。

参考:農林水産省|もっと知りたい葉物野菜

トモキッチン
平日の夜、ふっと肩の力を抜いてキッチンに立つ——そんな時間を大切にしている“仕事帰りのごはん男子”です。このブログは、2019年に趣味で始めたレシピ記録がきっかけ。
現在は奥さんとアメリカで生活しながら、日々のリアルな「仕事終わりのごはん時間」に寄り添うレシピを発信中です。そして、日本とはちょっと違う食材や味付けにもチャレンジ中。
大好きな食べ物はラーメン!それも、ニンニク&アブラマシマシの二郎系推し。でも平日は、時間と体にやさしい“ちょうどいいごはん”を研究してます。