青のりとツナベーコンの和風クリームパスタ

青のりとツナベーコンの和風クリームパスタ
Tuna and Bacon Cream Pasta with Japanese Seaweed

青のりとツナベーコンの和風クリームパスタ

青のりとツナベーコンの和風クリームパスタ
調理時間:約10分 材料費:約200円/人

こんにちは!トモキッチン(@tomo_kitchen883)です!今日は 青のり・ツナ・ベーコンで作る、10分でできる和風クリームパスタをご紹介します!フライパンひとつで完成するので、忙しい日のランチや晩ごはんにもぴったりです。

香り豊かな青のりがクリームソースにふんわり溶け込み、ツナとベーコンの旨味が重なってコクのある味わいに。濃厚なのに後味はさっぱりしていて、子どもから大人まで楽しめる一品です。

手軽さと本格さを両立した、人気の簡単パスタレシピ。いつもの材料で、少し特別な味を楽しんでみませんか?

The Story Behind This Recipe

レシピができたきっかけ

ある日の夜、冷蔵庫をのぞくと、残っていたのは「ツナ缶」と「ベーコン」だけ。
野菜もほとんどなく、「何を作ろうかな……」と考えていた時、ふと“クリーム系のパスタ”が食べたくなりました。

「ツナとベーコン、両方入れたら旨味が重なって美味しいかも?」
そう思って試してみたのが、このレシピの始まりです。

実際に作ってみると、ツナのまろやかさとベーコンの塩気がソースに溶け込み、
青のりを加えた瞬間――ふわっと磯の香りが立ちのぼり、
キッチンが「和と洋のいいとこ取り」の香りで包まれました。
一口食べた時に思わず、「あ、これは特別かも」と感じたのを今でも覚えています。
濃厚なのに重たくなく、あとを引く優しい美味しさ。
それ以来、我が家の“忙しい日の定番パスタ”になりました。

このレシピの魅力は、なんといってもその手軽さ
フライパンひとつでパスタからソースまで全部完結し、洗い物も少なく工程もシンプル。
疲れて帰った夜や、パパッと済ませたいランチにもぴったりです。
最近は「簡単パスタ」「時短パスタ」と検索する人も増えていますが、
本当に満足できる簡単パスタって、意外と少ないんですよね。

この和風クリームパスタなら、わずか10分で濃厚なのにさっぱりした味わいが完成。
青のりの香りがふわりと広がり、ツナとベーコンの旨味がまろやかに絡みます。
牛乳ベースのソースが全体を包み込み、食後も重たくならず、心までほっと落ち着く一皿です。

味のアレンジも自由自在。
シンプルに楽しむのはもちろん、少しピリッとさせたい時は柚子胡椒を添えて。
香りを強めたい時は、仕上げに**“追い青のり”**をひと振りするのもおすすめです。
忙しい平日の夜、買い物前で冷蔵庫がさみしい日、
ちょっとおしゃれなランチを楽しみたい休日の昼下がりにもぴったり。
特におすすめなのは、在宅ワーク中のランチ
10分で作れて、後片付けもあっという間。
食後も重くならず、午後の仕事にもすぐ集中できます。

忙しい日でも、「おいしいものを食べたい」気持ちは大切にしたい。
この青のりとツナベーコンの和風クリームパスタは、
**“がんばらなくても幸せになれる一皿”**として、今日もあなたの味方になってくれます。

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How to cook

作り方

◆材料(2人分)

パスタ … 200g
ベーコン … 50g(厚切りがおすすめ)
ツナ缶 … 1缶(油漬けタイプ)
牛乳 … 400ml(または牛乳+少量の生クリームで濃厚に)
和風だし … 大さじ1と1/2
オリーブオイル … 大さじ1
青のり … 大さじ3

◆Tomo Kitchen’s Note

  • ツナ缶は水煮でも作れますが、油漬けを使うと旨味がより濃厚に。
  • 青のりは“粉青のり”でも“焼き青のり”でもOK。
  • 香りがしっかりしているものを選ぶと、より風味が引き立ちます。
パスタを茹でる
ソースを準備する

パスタを茹でている間に、フライパンにベーコン(50g)・ツナ缶(1缶)・オリーブオイル(大さじ1)・牛乳(400ml)・和風だし(大さじ1.5)・青のり(大さじ2)
を入れて、中火で混ぜながら温めます。
ソースがふんわり温まり、青のりの香りが立ったらOK。

青のりとツナベーコンの和風クリームパスタ
パスタを加えて煮込む

茹で上がったパスタをフライパンへ。
**残りの青のり(大さじ1)**を加え、中火で2〜3分ほど煮込みます。
ソースに軽くとろみがつき、全体がしっとり絡んだら理想の状態です。

青のりとツナベーコンの和風クリームパスタ
仕上げて完成
青のりとツナベーコンの和風クリームパスタ
ちょい足しアレンジで味変するには?

よくある質問

Q1. 青のりとツナベーコンの和風クリームパスタは作り置きできますか?
A1. 牛乳を使ったソースは時間が経つと分離しやすいため、作り置きにはあまり向きません。食べきれない場合は、粗熱を取ってから密閉容器に入れ、冷蔵で翌日までに食べ切るのがおすすめです。

Q2. 牛乳の代わりに豆乳や生クリームでも作れますか?
A2. はい、可能です。豆乳を使うとさっぱりとした味わいに、生クリームを使うとより濃厚でリッチな和風クリームパスタに仕上がります。

Q3. ツナ缶はオイル漬けと水煮どちらが合いますか?
A3. オイル漬けのツナ缶を使うとコクが増し、まろやかな味わいになります。さっぱり仕上げたい場合は水煮を選ぶのもおすすめです。

Q4. 青のりの代わりに使える食材はありますか?
A4. 青のりの代わりに刻み海苔や乾燥わかめを使うこともできます。磯の香りを活かしたい場合は、青のりを使うのが一番おすすめです。

Q5. 青のりとツナベーコンの和風クリームパスタは子供でも食べられますか?
A5. はい、辛みがないので子供でも食べやすいです。塩分が気になる場合は和風だしやベーコンの量を調整すると安心です。

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Tomo Kitchen’s Ingredient Notes

トモキッチンの食材メモ

◆ツナ缶はどこから来るの?海から食卓までのストーリー
忙しい日の味方として、いつもそっと棚にいてくれるツナ缶。
その小さな缶の中には、じつは世界とつながる物語が詰まっています。

農林水産省の報告によると、ツナ缶の原料になるかつおやびんながまぐろの輸出額は、
2020年時点で**約203億円(約6万トン)**にもなるそうです。
日本近海で漁獲されたびんながまぐろは、冷凍された状態で東南アジアなどへ送られ、
そこでツナ缶や加工品として形を変え、世界中の食卓へと旅立っていきます。

外食の需要が落ち込んだ年でも、ツナ缶の輸出は増加。
保存がきいて手軽に使えるツナは、まさに**「毎日の暮らしを支える食材」**なんですね。

おにぎり、パスタ、サラダ——
どんな料理にもすっと馴染むツナ缶は、私たちのキッチンの“頼れる相棒”のような存在です。

参考:農林水産省|水産物輸出実績(ツナ缶関連)PDF

◆青のりのこと、少しだけ
ふわっと香る青のりは、実は日本の伝統的な海藻製品のひとつ。
海藻は古くから日本人の食文化に欠かせない存在で、農林水産省によると、
日本近海にはおよそ1,500種類以上もの海藻が自生しているそうです。

その中でも青のりは、緑藻類に分類される食材。
香りが豊かで、少量でも料理全体の風味を変える力があります。
パスタやお好み焼き、味噌汁など、どんな料理にも寄り添ってくれる万能選手です。

海藻は「褐藻類(わかめ・こんぶ)」「紅藻類(のり・てんぐさ)」「緑藻類(青のり・あおさ)」の3つに大きく分けられ、それぞれに異なる香りと食感、栄養の特徴があります。
昔ながらの「素干し」や「塩蔵」などの製法で作られる海藻は、
保存性が高く、旨味を引き出す知恵が詰まっています。

最近では、海藻が**“ブルーカーボン”**として地球環境にも貢献していることが注目されています。
おいしくて体にやさしいだけでなく、環境にもやさしい食材なんですね。

参考:農林水産省|海藻製品(にっぽん伝統食図鑑)

トモキッチン
平日の夜、ふっと肩の力を抜いてキッチンに立つ——そんな時間を大切にしている“仕事帰りのごはん男子”です。このブログは、2019年に趣味で始めたレシピ記録がきっかけ。
現在は奥さんとアメリカで生活しながら、日々のリアルな「仕事終わりのごはん時間」に寄り添うレシピを発信中です。そして、日本とはちょっと違う食材や味付けにもチャレンジ中。
大好きな食べ物はラーメン!それも、ニンニク&アブラマシマシの二郎系推し。でも平日は、時間と体にやさしい“ちょうどいいごはん”を研究してます。